第15回定期総会、講演会、第12回日台交流の集いを開催しました

日 時:平成23年5月21日(土)
場 所:総会・講演会 大隈会館(20号館)3階 301~303号室 15:00、16:00~
 日台交流の集い 大隈タワー(26号館)15階 「西北の風」 18:00~

今次総会・講演会は、今年も薫風わたる大隈庭園を臨む母校、大隈会館で開催されました。
第1部の定期総会では6つの議案が上程され、出席会員の審議を経て全て原案通り承認されました。新幹事として承認された川村淳一氏、高橋徹氏、陳惠珍氏、萩原伸一氏の4名がそれぞれ議場に紹介されて抱負を語られ、また井上浩氏、西本誠氏、川村順一氏の3名の幹事が都合により退任される旨が案内されました。
総会終了後の第2部では、元・外務省欧亜局長 東郷和彦氏(現・京都産業大学法学部教授、世界問題研究所長)による、「3.11から日本の復興へ―――北方領土交渉の壊滅から再興へ」と題する講演があり、海外から見えなくなってしまった日本、3.11からの復興の道筋、氏が長年携ってこられた北方領土返還交渉の蹉跌、と多岐にわたるテーマを力の籠った語り口で滔々と述べられ、現在の日本の問題を炙り出されました。
第3部の日台交流の集いは会場を大隈タワー15階の「西北の風」に移し、名コンビ輿石幹事・丸山香おりさんの司会でスタート。岩永会長の開会挨拶、羅坤燦・台北駐日経済文化代表処副代表、足立心一・早稲田大学副部長の来賓挨拶に続き、本日の講師・東郷和彦氏のご発声による乾杯で開宴しました。しばし歓談の後、斯吉甫・台北駐日経済文化代表処文化部長、鄭文哲・台湾校友会幹事長、山下政行・行政書士稲門会会長、森邦彦・取手稲門会会長にご挨拶を頂いた後、長老の渡邊光治顧問の東京音頭で盛り上がり、その勢いをかって一般会員、新入会員、留学生等が続々登場。宴酣の中極め付け、山下会長の応援指導のもと校歌を全員で高唱し、小野間幹事長の閉会挨拶をもって閉会となりました。集合写真の後もなお去り難く、歓談が続いて名残惜しい一団、また一団が見受けられるも、来年の再開を期して散会。
参加者(順不同、敬称略):「来賓」羅坤燦、斯吉甫、足立心一、鄭文哲、山下政行、沖山実(行政書士稲門会副会長)、奥山雅洋(同会幹事) 会員29名、校友16名、学生12名、計57名。(広報担当・齋藤記)